【リヴォルノ】リヴォルノ港だけで大満足!1日観光プラン|中央市場&ホップオンバスで港町を丸ごと体験
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「リヴォルノに寄港するけど、フィレンツェまで行く体力はない」「渋滞で船に乗り遅れるのが怖い」——そう思っていませんか?
実はリヴォルノ、港だけで1日大充実できる街なんです。
運河が流れる「小ヴェネツィア」と呼ばれる情緒あるエリア、トスカーナの新鮮な食材が集まる巨大な中央市場、地中海を一望できるチェス盤模様の絶景テラス——見どころはすべて港から数キロ圏内にギュッと凝縮されています。
そして最大のメリットは、渋滞による船の乗り遅れリスクがゼロなこと。高速道路を使わず、終日リヴォルノ市内だけで動くため、フィレンツェ観光のような「帰りの渋滞ヒヤヒヤ」とは無縁です。
この記事では、リヴォルノ港に07:00入港・18:00出航のスケジュールで訪れる方向けに、初めてでも迷わず・焦らず実行できる完全1日プランをご紹介します。リクエストの「中央市場」と「ホップオンバス」を軸に、予約方法・現地での動き方まで、すべて網羅しました。

まず知っておきたい「リヴォルノ港」の基本
リヴォルノ(Livorno)は、イタリア・トスカーナ州の港湾都市です。フィレンツェやピサへの玄関口として知られていますが、街自体に見どころが多く、港町としての魅力が凝縮されています。
クルーズ船が停泊するのは大型の工業港(Livorno Cruise Terminal)で、街の中心部からは少し離れています。ただし、クルーズ会社の公式シャトルバスが運行しているため、街への移動で迷うことはありません。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 今回の入港時刻 | 07:00 |
| 出航時刻 | 18:00 |
| 街までの移動手段 | 港の公式シャトルバス |
| シャトルバス乗り場 | 桟橋によって異なります。入港後、船内案内または下船口付近の看板でご確認ください |
| シャトルバス料金目安 | 往復€5〜7 |
| 言語 | イタリア語(観光エリアは英語対応可) |
| 通貨 | ユーロ(€)。クレジットカード可の店多数 |
| 時差 | 日本より7時間遅れ(サマータイム時は8時間) |
📍 【完全版】リヴォルノ1日タイムライン

1日タイムライン早見表
| 時刻 | 場所 | 移動手段 | 移動時間 | バッファ | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 07:00 | リヴォルノ港 入港 | — | — | — | 朝食は船内で軽めに |
| 08:00 | 港シャトルバス乗り場 | 徒歩(ターミナル内) | 約15分 | +5分 | 下船手続き込み |
| 08:15 | シャトルバスで市内へ | 公式シャトルバス(出口前乗り場) | 約20分 | — | 往復€5〜7・車内購入可 |
| 08:40 | 中央市場エリア着 | — | — | 降車後徒歩3分 | |
| 09:00〜10:30 | リヴォルノ中央市場 | — | 90分 | — | 朝食+市場散策 |
| 10:30〜12:00 | 新ヴェネツィア地区(運河沿い散歩) | 徒歩(市場から約20分・約2km) | 20分 | +10分 | 道中が観光。途中で5 e 5を食べ歩き |
| 12:00〜13:30 | Trattoria da Galileo | — | 90分 | — | カチュッコランチ(要予約) |
| 13:30 | レストランを出発 | — | — | — | ランチ終了 |
| 13:30〜13:45 | ホップオンバス乗り場(Via Cogorano)へ | 徒歩(レストランから約10分) | 約10分 | +5分 | 道に迷い込まないよう地図アプリで確認 |
| 13:45〜14:15 | バス乗り場で待機 | — | — | 最大30分待ち | バスは30〜60分に1本 |
| 14:00 | バス乗車→マスカーニテラスへ | ホップオンバス(2〜3停留所) | 約20分 | — | 海岸沿いルート |
| 14:20〜16:00 | マスカーニ・テラス | — | 100分 | — | ジェラート+地中海絶景 |
| 16:00〜16:20 | 旧要塞へ移動 | ホップオンバスまたは徒歩 | 10〜15分 | +10分待ち | 港の目の前 |
| 16:20〜16:50 | 旧要塞(Fortezza Vecchia) | — | 30分 | — | 無料・クルーズ船が見える |
| 17:00 | 帰船シャトルバス乗車 | 公式シャトルバス | 約20分 | — | ⚠️ 出港1時間前ライン |
| 17:20 | 帰船完了 | — | — | — | 余裕をもって乗船 |
| 18:00 | 出航 | — | — | — |
⚓ 07:00〜08:15 入港・下船準備
07:00にリヴォルノ港へ入港。船内での朝食はあえて軽めにするか、スキップするのがおすすめです。というのも、この後の中央市場で本場イタリアの朝食を地元の人と一緒に楽しむのが、今日のハイライトのひとつだからです。
下船受付が始み���08:00前後には、港のシャトルバス乗り場に向かいましょう。
🚌 08:15 港のシャトルバスで街へ出発
クルーズ会社が運行する公式シャトルバスに乗車します。予約不要で、車内みたは乗船時に購入可能(往復€5〜7程度)。
バスに乗れば、あとは街の中心「コゴラーノ通り(Via Cogorano)」まで自動的に連れて行ってくれます。難しい乗り換えや、スマホの地図を読む必要はありません。
🏛️ 09:00〜10:30 リヴォルノ中央市場(朝一番の活気!)

シャトルバスを降りたら、徒歩約3分で「リヴォルノ中央市場(Mercato Centrale)」に到着しみ���。
1894年に建てられた、ガラスと鉄骨が美しい巨大な屋内市場です。観光客向けの施設ではなく、地元のお母さんたちが毎朝買い物に来る「本物の生活市場」。鮮度抜群の魚介類、色とりどりの野菜、香り豊かなチーズや生ハムが所狭しと並んでいます。
市場でのおすすめ体験
まず向かってほしいのは、市場内のオープンカフェ(バール)です。ガラスケースに並んでいるパンやフォカッチャを指差して「これをください(questo, per favore)」と言うだけで注文できます。カプチーノと一緒に注文して、地元の人に混ざってイタリア流の立ち飲み朝食を。これだけで「旅のいい思い出」が一つ完成します。
朝食後は市場をゆっくり散策。おすすめのお土産はトリュフ塩、乾燥パスタ、瓶詰めのペースト類。英語が通じる店も多く、クレジットカードでの支払いも可能です。
重要:中央市場は午前中が勝負です。 14:00前後には閉まり始める店が増えるため、朝一番に訪れるのが鉄則。今回のプランでは、開場直後のもっとも活気ある09:00に合わせています。
🛶 10:30〜12:00 新ヴェネツィア地区を歩いてランチへ

中央市場を出たら、「新ヴェネツィア地区(Venezia Nuova)」を通り抜けながらランチのレストランへ向かいます。中央市場から徒歩約20分(約2km)で、この道のりそのものが観光になります。
17世紀にメディチ家が建設した運河網が今も残る、リヴォルノで最も情緒あるエリアです。カラフルな建物と石橋、静かな水面——まるで「小さなヴェネツィア」を歩いているような気分になります。
特別なことをしなくていいんです。ただ運河沿いをゆっくり歩くだけで、その美しさに思わず足が止まります。急がず、写真を撮りながら30〜40分かけてのんびり歩きましょう。
🥖 11:30〜11:50 名物B級グルメ「トルタ・ディ・チェーチ(5 e 5)」をテイクアウト
新ヴェネツィア地区を歩いてくる途中、リヴォルノのソウルフード「トルタ・ディ・チェーチ(torta di ceci)」を試してみてください。
ひよこ豆の粉を使った薄い焼きクレープで、フォカッチャのパンに挟んで食べる庶民のサンドイッチ。地元では「チンクエ・エ・チンクエ(5 e 5)」という愛称で親しまれています。1個€3〜4と格安で、言葉がなくても指差しで注文できます。
どこで食べる? おすすめスタンド
リヴォルノで最も有名な老舗が「Il Sottomarino(イル・ソットマリーノ)」(Via Terrazzini 20付近)です。中央市場から徒歩約5分、新ヴェネツィア地区の散策ルートのちょうど途中にあるので、歩きながら立ち寄れます。
行き方は簡単です。Googleマップで「5 e 5 Livorno」と検索すると、現地の口コミ付きで複数のスタンドが表示されます。どこも数分以内の距離に集まっているので、気になるお店に飛び込んでみてください。
ランチの前の小腹満たしに最適です。お腹が空いていない場合はそのままレストランへ向かい、散策の締めくくりに食べてもOKです。
🐟 12:00〜13:30 名物カチュッコを味わうランチ(※要予約)

リヴォルノ発祥の伝統料理「カチュッコ(Cacciucco)」を、正式なレストランでいただきます。
カチュッコとは、5種類以上の魚介類をトマトと赤ワインで長時間煮込んだ、濃厚な魚介スープです。底にはガーリックトーストが沈んでおり、旨味が凝縮されています。日本のアクアパッツァやブイヤベースに近いイメージですが、もっとこってりと力強い味わいです。
おすすめレストラン:Trattoria da Galileo
外国人クルーズ客にとても慣れており、英語メニュー完備・英語での注文対応も問題なしです。
ただし、昼時(特に12:00〜13:30)は世界中のクルーズ客と地元民で満席になります。事前予約が強くおすすめです。
予約方法(英語・簡単) – TheForkなどのオンライン予約サービスから「Trattoria da Galileo Livorno」で検索 – 日時は12:00、人数と名前・メールアドレスを入力するだけ – メッセージ欄に一言添えると喜ばれます:
“We are cruise passengers. We would love to try Cacciucco. Thank you!”
🚌 13:30〜16:00 ホップオンバスで市内観光(乗り放題!)

ランチを終えたら、いよいよ今日のメインイベント。ホップオン・ホップオフバスに乗って、海岸沿いのリヴォルノ随一の絶景スポット「マスカーニ・テラス」を目指します。
【移動手段と乗り方】レストランからバス乗り場への行き方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レストランから乗り場まで | 徒歩約10分。地図アプリで「Via Cogorano, Livorno」と検索して向かうのが確実 |
| 乗り場 | Via Cogorano(朝にシャトルバスで到着した場所のすぐそば)。周囲にいる赤いバスのスタッフに「Hop on Hop off?」と声をかければその場で案内してもらえます |
| 待ち時間 | 30〜60分に1本。乗り場に着いたら時刻表を確認し、最大30分の待ちを想定しておく |
| 移動時間 | 乗り場→マスカーニテラス:約20分(2〜3停留所) |
| 降車方法 | アナウンスまたは車内モニターで「Terrazza Mascagni」を確認して降りる |
ランチを13:30に終えてバス乗り場に向かい、最大30分待っても14:00には乗車できます。これが実行可能なバッファです。
ホップオンバスの使い方(初めてでも安心)
| タイミング | やること |
|---|---|
| 最初の乗車時 | スマホのQRコードをスタッフに提示→紙のパスとイヤホンを受け取る |
| 2回目以降の乗車 | 紙のパスをドライバーに見せるだけ。追加料金なし |
| 日本語ガイダンス | 席のイヤホンジャックに差し込み、日本語チャンネルを選択 |
1日チケットを1回買えば、運行時間内は何度でも乗り降り自由。スリの心配もなく、Suicaのように気軽に使えます。
【14:20〜16:00】マスカーニ・テラスでジェラートタイム(たっぷり100分)
バスを降りたら、目の前に広がるのが「マスカーニ・テラス(Terrazza Mascagni)」です。
約500メートルにわたって続く白黒のチェス盤模様の広場は、リヴォルノを代表する絶景スポット。波打ち際のバルコニーから地中海を一望しながら、近くのバールでジェラートかスプリッツを1杯。潮風に吹かれてゆったり過ごす時間は、クルーズ旅行ならではの贅沢です。
時間に余裕があるので、ベンチに腰を下ろしてぼんやりと海を眺めるのが今日の一番のご褒美。慌てず、焦らず、自分のペースで過ごしてください。
⚓ 16:00〜16:50 旧要塞で締めくくり(乗り遅れゼロの安心ゾーン)

マスカーニ・テラスからバスに乗り、港のすぐ横にある「旧要塞(Fortezza Vecchia)」を目指します。
【移動手段と乗り方】マスカーニテラス→旧要塞
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移動手段 | ホップオンバス(降車後1〜2停留所先)または徒歩(海岸沿いに約15分) |
| 待ち時間バッファ | バスが来るまで最大15分待ち想定 |
| 到着目安 | 16:20頃 |
ここがこのプランの最大のポイントです。 旧要塞は港の目の前にあるため、敷地内から自分が乗ってきたクルーズ船が見えます。「船が見える場所にいる」という状況が、精神的な安心感を与えてくれます。もし何か情報が入っても、文字通り「走って戻れる距離」です。
無料で入れる敷地内を散策しながら、記念撮影を楽しみましょう。16:50には切り上げて帰船シャトルバスへ向かいます。
🚢 17:00〜18:00 帰船・出航
⚠️ 出港60分前(17:00)を帰船シャトルバスの乗車目標にしてください。
旧要塞から帰船シャトルバス乗り場までの動線は2択です。
| ルート | 方法 | 所要時間 |
|---|---|---|
| ①ホップオンバスで戻る | 旧要塞そばのバス停から乗車 → Via Cogorano停留所で下車(朝に乗り降りした同じ場所)→ 目の前が帰船シャトルバス乗り場 | バス待ち含め約20〜30分 |
| ②徒歩で戻る(推奨) | 旧要塞は港の目の前。Via Cogolanoまで徒歩約7〜10分で歩ける距離 | 約10分。バス待ち不要なので確実 |
16:50に旧要塞を出れば、どちらのルートでも17:00には余裕でシャトルバス乗り場に着けます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 帰船シャトルバス乗り場 | Via Cogorano(朝に到着したのと同じ場所) |
| 移動時間(シャトルバス) | 約20分 |
| 到着目安 | 17:20〜17:30に帰船 |
クルーズ会社が指定する最終乗船時刻(通常は出航30〜60分前)を必ず事前に確認し、それより早く戻ることを徹底してください。
💰 予約が必要な2箇所・まとめ
事前に準備しておくと当日がスムーズになる予約先は2つです。出発前に済ませておきましょう。
① ホップオンバス1日乗車券
- 料金目安: 大人1名 約€22(約3,500円・¥3,528から)
- 予約方法: 日付・人数を選択してクレジットカード決済。送られてくるQRコードをスマホに保存するだけ
- 当日: スタッフにQRを提示→紙のパスとイヤホンを受け取ってすぐ乗車
② ランチ「Trattoria da Galileo」の席予約
- TheForkなどのオンライン予約サービスで「Trattoria da Galileo Livorno」を検索
- 希望時刻は12:00がおすすめ
- 人数・名前・メールアドレスを入力して完了
- 予算目安: 1人約€30(カチュッコ+ドリンク+パン)
💡 知っておくと便利なTips
イタリア語は不要!言葉の壁をクリアする方法
| 場面 | 解決策 |
|---|---|
| 市場での買い物 | 商品を指差して「クエスト、ペルファボーレ(questo, per favore)」 |
| カフェでの注文 | 「カプチーノ、ウノ(cappuccino, uno)」と指を立てる |
| B級グルメの注文 | 「チンクエ・エ・チンクエ、ペルファボーレ(5 e 5, per favore)」 |
| レストランのメニュー | 英語メニューを「英語のメニューをいただけますか?(Menu in English, please?)」と聞く |
| バスの乗り降り | スマホのQRまたは紙のパスを見せるだけ |
チップの文化について
イタリアでは日本と同様、チップの義務はありません。ただし、レストランでは「コペルト(Coperto)」と呼ばれるテーブルチャージ(€1〜3程度)が加算されることがあります。メニューに記載されている場合がほとんどですので、事前に確認を。
お土産のおすすめ(中央市場で購入可能)
- トリュフ塩:パスタや卵料理に使える高級感ある一品
- 乾燥ポルチーニ茸:香り豊かなイタリア産
- パスタ各種:見た目も美しいトスカーナ産
- リモンチェッロ:レモンのリキュール、食後酒に
よくある質問(FAQ)
Q1. リヴォルノ観光でイタリア語は必要ですか?
ほとんどの場面でイタリア語は不要です。中央市場は指差しで注文でき、ランチレストランは英語メニュー・英語対応可能。ホップオンバスは日本語ガイダンスが流れます。簡単なあいさつ(ボンジョルノ=おはようございます、グラッツィェ=ありがとう)を知っておくと、お店の方に喜ばれますよ。
Q2. 港のシャトルバスは現地で購入できますか?
はい、予約不要・現地払いです。乗船時または車内で購入できます(往復€5〜7程度)。ユーロ現金を用意しておくとスムーズです。クレジットカードが使えない場合もあります。
Q3. ホップオンバスのチケットは当日購入できますか?
バス乗り場でも購入できますが、クルーズ船が入港する日は混雑することがあります。事前予約してQRンードをスマホに入れておくと、並ばずにすぐ乗車できます。繁忙期(6〜9月)は特に事前予約をおすすめします。
Q4. リヴォルノ観光で財布を出す回数を減らしたいのですが?
ホップオンバスのチケットさえ買えば、バスは何度乗っても追加料金なし。お土産はカードが使える店が多く、ランチも事前予約でほぼスムーズです。現金の出し入れが多い場面は、市場での小さな買い物くらいです。€20程度の小銭を用意しておくと安心です。
Q5. ショッピングや買い物が目的でも楽しめますか?
中央市場でのお土産探しや、中心部のショッピングストリート散策も十分楽しめます。ただし、ハイブランドや大型デパートを目指す場合はフィレンツェの方が選択肢が多いです。「食品・食材系のお土産」に限れば、中央市場はトスカーナ最高クラスの品揃えです。
まとめ
リヴォルノは「フィレンツェへの通過点」ではなく、それだけで1日大満足できる港町です。
活気ある中央市場でのローカル朝食、小ヴェネツィアの運河散策、本場のカチュッコランチ、そして日本語ガイダンス付きのホップオンバスでマスカーニ・テラスの地中海絶景をゆったり満喫する午後——渋滞の心配をゼロにしながら、トスカーナの豊かな食文化と港町の風情を丸ごと体験できます。
フィレンツェへの遠出を諦めた日も、リヴォルノを選んだ自分を誇りに思えるはずです。

